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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のadagietteのレビュー・感想・評価

4.0
1年半ほど前に観たときの感想転記。
デヴ・パテル主演の ”ライオン” と この映画、なぜか区別が付けられなかった。単純すぎるでしょ、自分w
"ライオン”を観て、これでごちゃ混ぜにはならないことでしょう。
全然、違うし。


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どう考えても設定がヘンでしょ、と思って映画館には行かなかったけど、賞取り作品だしなぁと思って見てみた。

パイという名前の由来から始まって、繊細で頭の良い、かといってひ弱な優等生でもないパイ君(パイさん)の語りにずるずると引き込まれてつつも なっがぃわ ......
海難モノって基本的に苦手だし ......
動物気になるし ....
映像はバリCGだし .....

キゼツしそうだったが、救難ボートが嵐にあったあたりから、ん??これって .......と目が醒める。
人喰い島だと??

あれほど、全能の神を畏れ敬い、善を求めてやまなかったパイが、自分の中に潜むものにイヤというほど向き合わされた孤独の日々。。

苦い映画でした。
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