MatsudaHirofumi

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のMatsudaHirofumiのレビュー・感想・評価

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 他の人はこの映画から美しさとか何らかの意味を見出すっぽいんだけど、大海原(無限の水)とか深い海とかに恐怖心を感じる自分としては今まで見たどんな恐怖映画よりも怖くて見ながら心拍数上がった。
 地平線の見えない真っ暗な海に漂いながら、たまに海洋生物が飛び込んできたり姿見せるのは恐怖でしか無かった。海怖い。その印象しかない。作品にケチつける意図はなくて、暗闇の無限の海に恐怖心を抱いてる自分には恐怖映画でしかなかった、というだけ。

 物語的には、『調査員には「君の言う真実は嫌いだから他のストーリーを聞かせてくれ。それを記録に残す。」と言われた』という最後のセリフと記載された記録から真実は何だったのかが逆説的に分かる。
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