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命をつなぐバイオリンのchipのレビュー・感想・評価

命をつなぐバイオリン(2011年製作の映画)
3.8
第二次世界大戦下、ウクライナで…
バイオリンとピアノの天才と言われたユダヤ人の子どもたち。ふたりと友だちになったドイツ人の女の子。

戦争に翻弄され、その場所では最初はドイツ人が迫害され、後にユダヤ人が…
立場が変わっても子どもたちは友だちのままだと思っていたけど。。。

家族と引き離されたドイツ軍の前で演奏しなければならなかったふたり。とても辛いシーンだった。

殺害シーンを見せたわけでもなく、収容所が写ったわけでもないのに…逃亡シーンのひっ迫感や子どもたちの涙から、戦争の悲惨さは充分伝わってくる。

天才少年が後に全く別の道を歩いたこと…悲しいけれど当然なのかなぁ…
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