タイトー

命をつなぐバイオリンのタイトーのレビュー・感想・評価

命をつなぐバイオリン(2011年製作の映画)
4.3
ナチスやユダヤ人の関係する作品として鑑賞。ドイツ人の女の子、ユダヤ人の神童といわれる演奏家二人。彼らの出会いと共に時代は進み、やがて戦争が勃発し……といった感じに進んでいく。
心が穏やかになる素晴らしい音楽に惹かれるが、内容はかなり真面目な本作。
撮り方が映画というよりドラマのようだった。一瞬でシーンが変わったり、また暗いシーンではなかなか視認できず、台詞で「今こうなのか」と思うところがほんの少しあったかな。
戦争に子供が巻き込まれるということ、またナチスを題材とした作品では必ず含まれる「どうしてユダヤ人だからって迫害されるの?」という理不尽極まりない行為への疑問がしっかりと描かれていた。
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