黄推しバナナ

ジャッジ・ドレッドの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)
3.5
監督 :
ピート・トラヴィス
脚本 :
アレックス・ガーランド
原作 :
ジョン・ワグナー
カルロス・エズキエラ
出演者 :
カール・アーバン
オリヴィア・サールビー
レナ・ヘディ
ウッド・ハリス

1995年のシルヴェスター・スタローンの方じゃないイギリスのコミックの再映画化・リブート作品の方の2012年版のドレッドですよ☝️

原作チックにするため、シルヴェスター・スタローン版と違ってヘルメットを一切取らない役者魂カール・アーバン版となっておりこだわりが強い☝️

※イギリスコミックはドレッドはヘルメット取らないらしい。1995年のシルヴェスター・スタローン版の時にドレッドが終始ヘルメット取って原作ファンの方々からバッシングされる事があったらしい😰


今作、不運が重なりあまり評価は高くない残念なドレッドに…

やはり“ジャッジ・ドレッド”と聞いて印象が大きいのは、コミカルで痛快SFアクションの1995年のシルヴェスター・スタローン版を思い浮かべるであろう
今作はスタローン版と違ってダークで、ダーティで、ハードボイルドのドレッドで気が沈むくらいかなり暗くて血みどろの世界観に仕上がっている…そこに痛快さは微塵もない…

次の不運が、2011年に同じような内容で劇場公開した“ザ・レイド ”と言うインドネシアの作品があってジャッジ・ドレッドより公開日が1年早いと言う運の悪い状況に…
ある程度似通った内容ならまだしも、キャラの違いとスケールの大小は有るにしても運悪く根幹が殆んど同じ…

※ザ・レイド (2011年)
 監督 : ギャレス・エヴァンス

ザ・レイドの物語は、

麻薬王が支配する罪人だらけの高層ビルを、SWATチームが奇襲する。するとビル内のスピーカーから流れ出した声に呼応し、住人たちが部隊を襲撃。SWATチームは退路を断たれつつも、超人的な格闘能力を駆使し制圧を図る…


ジャッジ・ドレッドの物語は、

事件現場となったアパート"ピーチ・ツリー"へジャッジ・ドレッドは新米ジャッジのカサンドラ・アンダーソンと共に捜査に入るが、ドラッグ"スローモー"の製造と密売を取り仕切るアパートの支配者ギャングのボス・ママの住み家だった…ビル内のスピーカーから流れ出したママの声に呼応し、ギャングと化した住人たちがジャッジを襲撃…ドレッドとカサンドラは逃げ道も援護も無い中で命がけの戦いに臨む事になるのだった…

両方の作品を見比べてもらえば分かるのだがオマージュて問題じゃなくパクッたでしょ問題になるのよ😰

イギリスのコミックの方に“2012年版ジャッジ・ドレッド”の話があっての実写制作なら、2011年“ザ・レイド ”が怪しいが、

イギリスのコミックに無いストーリーでの2012年版ジャッジ・ドレッド”の実写制作なら、2011年“ザ・レイド ”が怪しくない、

と言うことになる🤔
しかも困った事に“2012年版ジャッジ・ドレッド”よりも遥かに“2011年“ザ・レイド ”の方が傑作なのである😱

あと広島県の話になるのだが“2012年版ジャッジ・ドレッド”はTSUTAYA限定作品としてTSUTAYAでしかレンタルされない事になり、他のレンタル業界の会社でレンタル開始になるには1年の期間を要した…
広島県では広島産業のレンタル会社が他社を寄せ付けないくらい店舗を構えてて、TSUTAYA、GEOの店舗はほんの一握りぐらいしかなく、その結果“2012年版ジャッジ・ドレッド”は店頭に無く“ザ・レイド”は店頭にある状態に…いち早く見ることが出来た“ザ・レイド”の評価の方が上がってしまった経緯がある…

そんないくつもの不運が重なった作品だが、私は意外と好きな方なのだが…😰

まぁ…あれから次回作がないと言うのは結果として商業的に駄目だったのであろう…

残念な作品だ…😱

因みに、“ザ・レイド”の作品の方は、2014年にギャレス・エヴァンス監督制作で“ザ・レイド GOKUDO”が劇場公開されている☺️

こちらは前作に比べて面白さは半減しました…

チーン…😱

①鑑賞年齢40代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確
黄推しバナナ

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