なんだこの切なくて鮮やかな色たちは。
それにまるでドールハウスのような家に家具に服に、登場人物たち。
なぜこんなにも無性に、心が惹きつけられるのか。
可愛い、面白い、寂しい、どんな感情でも表現できない。
徹底的に統一された世界観、こだわりと夢を詰め込んだ小道具の数々。軽いようで実はちゃんと深刻感もあるストーリー。
あぁ、たっぷりと浸かれる。
というか、『グランドブタペストホテル』に『ダージリン急行』の監督さんとは!
後者は大好きなのだけど、前者は当時あまりハマらなかった、、、観直してみようか。
にしてもこの監督さん、薄ぼんやりした記憶だけど、追う追われる系好きなの?
まさかの、タイトルの意味が最後に分かるパターンのやつでちょっといい気分。
でも虫ピアスだけはほんと無理、ダメ、絶対。