オーウェン

シュガー・ラッシュのオーウェンのレビュー・感想・評価

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)
4.0
これ見ると何でつまらなかった「メリダ~」じゃなく、こっちがオスカーを獲れなかったのか疑問に思う。

悪役が主役にという映画は幾つかあるが、この作品はゲームキャラ。
それも長年続くいわゆるレトロゲームの種類だから、より強く感じる。

壊し屋のラルフはいつもフェリックスに修復され、悪として飽き飽きする毎日。
本当はヒーローになりたいラルフは、ゲームの世界を飛び出し別のゲームに乱入する。
そこはシュガー・ラッシュというお菓子の国で起こるレースゲーム。

レトロから最新のゲームの融合なのでその緘口は広く、単なる子供向けなだけではない。
特に自分がプレイしたキャラが出てくるとそれだけで懐かしい。

悪役同士の慰めの会はその構図だけでツボにはまる。
スト2のベガやクッパなどが談笑というのは笑えるし、ザンギエフよお前は悪役だったのか(笑)

本編も悪役と不良なプログラムの少女が手を組むというアイデアが面白い。
小ネタのようにパックマンやソニック。リュウにケン、春麗などが顔を出すのを探すのも楽しい一作。
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