Omake

シュガー・ラッシュのOmakeのレビュー・感想・評価

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)
3.8
コンピュータゲームへの愛が溢れた作品。

ゲームをまるで映画のセットのように見立たてた中で物語が展開するアニメーションフィルム。
主要な登場人物達はゲーム内のキャラクターで、彼らは人格を持ち、まるで俳優のように仕事としてゲーム内で与えられた役を演じている。そして人間と同じように自分の役やイメージについて悩んだりもする。

そんなキャラクター達がそれぞれのゲームの枠を超えて出会い、冒険をしながら成長する物語だ。

サイバー空間に人間が迷い込んだり、あるいはゲームが媒介となって人間同士の物語が進む話は見たことがあるが、ゲーム内キャラクターの世界を描いは作品は初めて見たかもしれない。

ちょっとトイストーリーにも通ずるような「大人には内緒の」秘密を共有しているかのような感覚があり、それが見ているものをその世界に引き込む。
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