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シュガー・ラッシュのliamのレビュー・感想・評価

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)
3.8

ピクサーがおくる映画作品。悪役に注目したストーリーになっている。声は「キングコング」のジョン・C・ライリー、「アラジン」のアラン・テュディック、「スクール・オブ・ロック」のサラ・シルバーマン。

アクション・ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の敵キャラを30年間も演じているラルフ。人々から嫌われている状況にうんざりしていた彼は、自分のゲームの世界を抜け出してお菓子だらけの世界でレースが繰り広げられるゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界へ。そこで彼は、仲間外れにされてレースに出ることを禁止されている少女ヴァネロペと出会う。お互いに孤独を抱えていた彼らは意気投合し、友情を深めていくように。だが、違うゲームのキャラクター同士が遭遇することはゲーム世界のおきてに背く行為であった。

ゲームの裏側を描いた作品で、日本人お馴染みのクッパとかパックマンなどがでてくる。

なにより世界観が楽しくて、これからストーリーが進んでいく中で、どんな世界が観れるのかワクワクしながら鑑賞できる。
メントスコーラで噴火するのもやっぱりねって感じ。笑

またストーリーの伏線もしっかりしていて、あれがこう活きてくるのかって感心させられるところが多々ある。

個人個人に役割があり、誰もが必要なんだというメッセージが込められている映画で、それを正義と悪で分かりやすく描写している。

最後もハッピーエンドで素晴らしく楽しい映画だった。
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