きんぽうげ

遺体 明日への十日間のきんぽうげのネタバレレビュー・内容・結末

遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

あれから7年9か月も経って、改めて真実って恐いと思った。それとともにまた改めて冥福を祈りたい。報道って一体何であったのだろうかと、うわべでしかなかったのかと。今回のフォトジャーナリストの解放も含め、社会の真実の置き所を考えさせられる。遺体の発するコメントを僕らは聞かなくてはいけない。
それぞれに配置された役者たちも活きていたように思う。それを捜索し、運んでくる人、医者、歯医者、葬儀屋、場を管理する市の職員、僧侶。
元葬儀屋の言葉が重い。
自然が奪った命と、ひとり誰にも看取られずに去っていく命との違いはあるのかと。
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