戦争から帰り、精神を病んで疲れていた男。
とある男と出会い・・・。
このところVlogで宗教について語り、自身もいろいろとあって精神的にダウナーになっていた。
ホアキン・フェニックスの演技は相変わらず素晴らしいし、キレっぷりの表現も凄みがある。
この作品は実在の新興宗教の教祖がモデルになっているとかいないとかで観てみたわけであるが、それほどドラマチックな展開があるわけでもなく、宗教的な教義にも特に発見は無く、手法は退行催眠のようなものであった。
教義の軸には輪廻転生がある。
輪廻転生については近日中にVlogで語りたいと思う。
クライマックスとラストは、少し自己投影をしてニッコリとしてしまうところがあった。
人間の幸福に一番必要なのは、自由である。