うみぼうず

ザ・マスターのうみぼうずのレビュー・感想・評価

ザ・マスター(2012年製作の映画)
3.5
ホアキン・フェニックスがカルト宗教の教祖になっていくまでの話…となぜか勘違いしていたので、いい意味で裏切られた。(ジャケットのせいかな?)

フィリップ・シーモア・ホフマンは存在感があり、哀愁漂う。いつも西田敏行さんをイメージしてしまうけど、最後の歌といい、非常に良かった。

この映画にとっては宗教は織りなす構成要素の一つでしかなく、誰が誰にとってのマスターか、ということからもこのタイトルになっているんだろう。
船というのも、人生という航海に見立てて艦長は誰なのかと言うことか。ドリスに聞かれても行き先も分からぬまま乗った船は、自分の人生ではなく結果帰ってこれなかった。でもランカスターの治療(?)のおかげで行きたい所を自分で決めれるようになったのは、大きな変化と思う。

それにしてもホアキン・フェニックスは地団駄踏んだり闇雲に暴れたり八つ当たりする演技も似合うな。