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夜ごとの美女のあーのレビュー・感想・評価

夜ごとの美女(1952年製作の映画)
4.3
ルネ・クレールらしい
ユーモア溢れる作品。
美輪明宏様の好きな映画の
中の一つらしい。納得。

"映画"の表現の楽しさが伝わる。

しがない音楽教師のクロード。
お金もナイ。彼女もナイ。
オペラをかいて応募しても反応がナイ。
顔が良い。だけしか取り柄のナイ笑
クロードが、夢の中で美女たちに会う。


ウディ・アレンの
『ミッドナイト・イン・パリ』の
"いつの時代も前の時代の方が良かった。"
とタイムスリップして偉人に会うのが
大好きなんだけど、夢の中でも同じ様に
前の時代、前の時代に遡りそこで
出会うのは美女の数々♡

現実と夢の中と。

クロードを取り巻く仲間たちとの
やり取りと。
下町の人情も感じてしまう良さもあるw

軽いタッチで描かれた物語ながらも、
ユーモア溢れ、最後はニコニコ。
最後の窓辺でうっとりするあの
おじさんみたら、ほっこり幸せ!!

良い時間過ごしたなぁ。と爽やか。

やっぱりルネ・クレール好きや!!
あー

あー