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カリフォルニア・ドールズのmasaのレビュー・感想・評価

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)
4.0
子供の頃身体はやせてるのにプロレスが好きでした。日テレの全日、テレ朝の新日、テレ東の世界のプロレスを毎週楽しみにしていたプロレス少年でもありました。なのでプロレス映画はワクワクします。
しかし、プロレスを題材にした映画は『レスラー』とこの作品くらいしか知らない…(笑)
ボクシング映画はちょくちょくあると思うが、プロレスはあまりないですよね。。残念……

ミミ萩原とジャンボ掘の日本人レスラーが序盤に相手チーム役で出ている。凄い。
でも自分の世代は女子プロはライオネス飛鳥と長与千種のクラッシュギャルズでした(笑)ヒールはダンプ松本、ブル中野。

ロバート・アルドリッチ監督の遺作となったロードムービー。大した額にもならないファイトマネーを稼ぐため、地方巡業を続ける女子プロレスラーとマネージャーの厳しい道程を映し出す。
黒髪と金髪という対照的な外見のアイリス(ヴィッキ・フレデリック)とモリー(ローレン・ランドン)。彼女たちは“カリフォルニアドールズ”という名前で女子プロレスのコンビを組んでいる。二人はマネージャーとトレーナーを兼任するハリー(ピーター・フォーク)と共に、見知らぬ町から町へと渡り歩く生活を続けていた。ドールズは、ハリーの身勝手なマネージメントに対して不満を抱くも、いつか成功を収めることを目指していて……。

試合のシーンが以外と本格的でびっくり。このころなので、大技はあまりないが、しっかりと基本技でファイトしている。この頃のプロレス、エンターテイメントというかあくまでスポーツとして純粋に勝ちにいっているのが面白い。三人の人間模様に感動。ラストは涙もの。隠れた名作だな。
プロレスが好きではない人でも楽しめます。

マネージャー役のコロンボのピーターフォークが役に非常にピッタリマッチしている。最高。
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