震えた…💯
ハリウッド映画黄金期を支えた名匠ロバート・アルドリッチ監督が“女子プロレス”を題材に描いた遺作。
彼のような人の活躍があってこそ、今のスピルバーグやイーストウッドがあると言っても過言ではない。
本作が作られた1981年はスピルバーグが「レイダース~」を、ブライアン・デ・パルマが「ミッドナイト・クロス」を発表した年でもあり、確実にハリウッドに“新しい波”が押し寄せていたわけだが、アルドリッチ監督は影響されることなく“俺がハリウッドを背負ってきたんじゃ!”と言わんばかりに最後のハリウッド映画を完成させた。
美女二人がののしり合い、泥んこになりながら戦う姿に心底感動した…とにかく土臭くて熱い映画。主演ピーター・フォークのあの渋みは一体どこからきてるのでしょう…
P.S.
とある方の感想が私の言いたかったこと、本作の本質を言い得ていたので以下抜粋↓
「審判が買収された。なら観客を買収する。カネにはカネで。反則には反則で。でも最後は正当な大技。さすがの審判もカウントする他ない。民主主義の勝利。これがほんとの革命映画だ!」