放送禁止のスタッフが参加したフェイクドキュメンタリーとのことで期待したが肩透かしだった。
映画撮影に無人島に訪れた大学生が島の禁忌に触れることで島から出られなくなり、サバイバルが始まるのだが、その間のリアリティが無いため危機感が伝わってこない。食料はどうしているのか、カメラのバッテリーはどうしているのか。
島の悪霊?に乗っ取られて登場人物が次々と発狂していくような描写だったが、閉鎖された空間、限られた資源といった設定を活かした上での心理的な発狂の方が面白かったと思う。
ラストに悪霊が姿を現わすが、あれならブレアウィッチプロジェクトのように正体を明かさなかった方が良かった。
