ヒロオさん

テッドのヒロオさんのレビュー・感想・評価

テッド(2012年製作の映画)
3.7
少年と奇跡的に命を宿したテディベアが、中年になってもベタベタして下品で自堕落な生活を送っている話。

高校時代に観て、あまりの下品さとくだらなさについていけず、つまらないと投げ出した本作に再チャレンジ。
数年で私も大分スれてしまったのだろうか…。そこまで下品だと思わなかったし、アメリカンなギャグに爆笑してしまった。

おバカ映画に見えて、案外笑うためには英語力と文化への理解が求められる高度な映画だと思う。笑えるようになったということは、映画経験を経て私も成長したのかもしれない。

訳者の努力が伝わる!ハイコンテクストなネタを日本の視聴者にも身近に思ってもらえるように、くまモン、星一徹、七五三などと置き換えていたのはお見事。

ストーリーも思いの外ちゃんと?していた。

彼女が稀に見る良い人間で尊敬した。

特に好きだったネタは、キルケゴールのくだりと、雷兄弟の曲。
ヒロオさん

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