浅野公喜

ブラック・ジャックの浅野公喜のレビュー・感想・評価

ブラック・ジャック(1996年製作の映画)
3.6
90年代前半のOVA版の世界観を継承した劇場版。キャラクターが劇画調でリアルになってます。

終盤から展開が急ぎ足なのが少し気になる所ですが、研究している病原菌にブラックジャック自身が感染するものの、その病原菌が持つ超人的能力を発揮させるというメリットを生かして手術を成功させる展開は凝ってます。
また、病原菌の副作用で苦しんでも栄光に拘る人間のエゴも描かれているのが特徴。

巧みな演出、デジタルにはないセル画によるクオリティの高い作画にも注目です。
浅野公喜

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