デイ

マリーゴールド・ホテルで会いましょうのデイのレビュー・感想・評価

4.4
ずっと観たかった作品でした!

イギリス映画好き☆
インド映画(ボリウッドじゃないやつ)好き☆
その二つが合体しちゃったー!!ワォー😆!!

インドが舞台の熟年版ラブアクチュアリー🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿💕
人生をたくさん生きて来た人たちの系が紡ぎ出す物語。

イギリスのベテラン役者さんたちの演技が染みます☺️
ジュディデンチ、ビルナイ、マギースミス(マクゴナガル先生)等々。
9年前の映画ですが、まだ、皆さんご存命なのが嬉しいです😊

そして、まだ幼さが残るデヴパテル。

色々と訳あって
インド北部のジャイプールにあるマリーゴルドホテルを目指す男女7人。

未亡人
夫婦
未婚老人
ジャイプール育ちのイギリス人
まだ男を捨てたく無い男
まだ女を捨てたく無い女
…等々

物語はイヴリン(ジュディデンチ)の語り口によって進んでいきます。

インドに着いて、国内線が欠航となり
オンボロバスで一晩掛けてジャイプールを目指す。
道はガタガタ、埃も凄い、運転も荒い
(腰が痛くなりそう😅💦)

そして、トゥクトゥク🛺に乗り、やっとやっと辿り着いたマリゴールドホテルはパンフレットとは大違いで、ボロボロのホテルだった…。

インドの人混み、ガヤガヤ、ストリートチルドレン、牛、舗装されて無い道路。埃っぽさ、臭(にお)い。
カルチャーショック!!

でも、みんなそれぞれ、ジャイプールの町を楽しもうとするのですよ。
一人を除いて…。


私はグレアム(トム・ウィルキンソン)のエピソードが好きでした。
幼い頃から大学に進学するまでジャイプールに住んでいて
でも、愛する人をインドに残してイギリスに帰国してしまう。
そのまま会えずに時が過ぎ、
何十年かぶりに訪れたジャイプールでかつて愛した人を探すのですが…
もう泣きましたよ😭。

それから
とにかく、ジュディが魅力的でした!!
トゥクトゥク🛺に乗るシーンも絵になるのです☆
結婚して40年。夫が亡くなり、仕事もした事が無いイヴリンがジャイプールで初めて職に就きます。

私が"イギリスのお父さんと呼んでる"ビルナイは、どんな作品でもビルナイしてる(?)けど、あの飄々とした感じがまた良いのですよねー☺️


ラストで強引にハッピーエンドに持ってゆくのがまたインドっぽくて(?)

三人兄弟の末っ子のソニー(デヴパテル)が亡き父の遺したホテルを何とか運営しようと奮闘するのですが…
そして、カノジョが可愛いのなんの!!
(後ろの方でちょっと映ってるだけの娘も可愛いったら!!)

でも、ソニー(デヴパテル)のママが登場して
「彼女との結婚は反対です!!あなたはデリーのお嬢様とお見合いして結婚するのよ!!」
とか
「このホテルは解体して土地を売り払いますよ!!」
とか言ってたのに…

人種差別の激しいおばあちゃんミュリエル(マギースミス)が、最初は嫌なばーさんだなーって思っていたけれど、本当は良いおばあちゃんだったり(笑😁

でも結果alright〜♪

生きて来た数(年数)だけ、その人の人生のドラマがある。
色々と学べた作品でした。
(軽いかな?💦)


町中でクリケットをする子供たち。
英語が分からない人たち…
沐浴

そして、ジャイプールのお祭り。たくさん人人人、ドラムや車のクラクションの音。たくさんの花びら…
「女神は二度微笑む」でも、お祭りのジーンが印象的だったけれど、
やっぱり観ていてテンション上がりました☆
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