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クロエのメモのネタバレレビュー・内容・結末

クロエ(2009年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

すごい好き…ジャケットで「狂気の女クロエがなんか怖いことしでかすんだろう」って想像してたのに全然怖くなくてあれっ?アマンダかわいすぎるのでは?って思ってたら本当に怖い女とかじゃなくてただかわいくていとけなくてあどけなくて、私たちの真実の関係は?!って突然泣き出すところとかマジで少女で、ジュリアンムーアをガン見する目はオスだけど同時にいたいけすぎるから最後切なくてだめ………
ジュリアンムーアという人を映画で観るたびこの人本当に魅力的だなって思うんだけど仕草がもうしなやかで素敵だ。アンモラルな世界にぶちこまれがちな妖艶さを持ちながら透明感と清楚感と気品保っててでも隙っていうか弱さ脆さも感じさせてくれてほんと〜に魅力的、好き…。この映画、二人とも美しくて目が飽きないからずーっと観てたくなった。リーアムニーソンもそんなパーフェクト夫ありかよ〜なかっこよさで何…パーフェクトかっこいい…反則…
最後家庭がまあ円満に収まったみたいな描き方だったから余計クロエが切ない。あの赤く塗った爪がかわいかった。毒々しくなくてちっちゃい爪、キャサリンを欲しがったり触ったりしたけどどこか慎ましく見えて、恋を掴めなかった指が最後自分の命を手放してしまうのが切ない。
最後キャサリンがクロエの髪留めしてるの、「ぱっと見(文脈として)美しいけど冷静に倫理的に考えてとんでもねえな」って感じの描写がさらっとぶち込まれるの、大好き。夫からしたら妻の浮気相手(?)だし、息子は母とクロエの痴情のもつれとキスシーンをモロに目撃したわけだし、でクロエは(たぶん)死んだじゃん…。とんでもねえな。映画っていいな。
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