レント

ウルヴァリン: SAMURAIのレントのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)
2.8
ウルフガイ。

ヒュージャックマンの一番のはまり役ウルバリンは大好きなキャラクター。
昔、平井和正氏のウルフガイシリーズにドハマりした身としてはこのアメコミハードボイルド狼男もなかなかのもの。

平井氏のウルフガイといえば、狼男の持つ不死身性をめぐって人間たちの醜い欲望があらわにされてゆくのが特徴の一つ。今回の作品はまさにそんなウルフガイシリーズに近い内容なので期待した。

しかし、蓋を開けてみると、相変わらず日本の描写がひどい。あんな白昼堂々上半身裸で刺青見せびらかすやくざはいないし、日本人を演じている役者さんは真田氏を除いてひどい日本語でまったく感情移入出来ない。

評判が良くないのは知っていたが、確かにシリーズワーストの出来なのは否定できない。

本作の監督はこの後、「ローガン」を撮って汚名は晴らしたけど、ヒュージャックマン演ずるウルフガイに期待しただけに少々残念。
レント

レント