わたし

ウルヴァリン: SAMURAIのわたしのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)
2.7
日本人だからこそ失望してしまう面は大いにあるが、日本人でなくても、X-MENファンにとって今作はウーンという感じでは?
他にミュータントは出てこない(あの人は出てくるけど夢だし…)ので、X-MENシリーズとは捉えず、ウルヴァリンの歴史をもらさず知りたい人では無いのなら、鑑賞しなくても大勢に影響ないと思います。

ストーリーとして、登場人物たちがそれぞれ何を目的に何がしたいのか、全然理解も共感も出来ない。
あと細かいところだけど、東京と長崎、あんなに簡単に移動できないと思う。

それ以上に…

ハリウッドの日本人役者起用って演技力やその他の技術ではなく「英語が話せるか(話す覚悟があるか)」で決められてるのかなーって思ってしまう程、悲しくなるくらい微妙な演技・不自然なシーンが多すぎて気持ちが盛り上がらない。

日本人役として日本語を頑張ってくれている、日本人ではない俳優もいて、日常会話で考えればすごく流暢なんだけど、シリアスなシーンでの長いセリフはやっぱり違和感に意識を持って行かれて集中出来ない。

ウルヴァリンが日本に来てくれて、日本人と共演して、日本を舞台にしているのはすごく嬉しいけど、期待値が上がってしまう分、がっかり感が大きい。
わたし

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