松原慶太

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点の松原慶太のレビュー・感想・評価

2.8
前作も見た筈だが内容は忘れてしまった。イマイチだったかなという記憶だけがある。本作も印象は変わらず。こういう設定の探偵ものシリーズは大好きなので応援しているが、全体的に2時間ドラマのような安っぽさが気になる。

いい点。北海道という舞台のローカル感が効果を上げている。主役二人組みのかけあいは面白い。70年代探偵ドラマのようないい意味の軽さ。

悪い点。画作りが2時間ドラマのようで安っぽく映画的な興奮がない(本シリーズ最大の弱点)。ストーリーの骨格がゆるゆるで突っ込みどころ多し。ミステリーとしてのサスペンス(緊張感)もない。これは原作の問題か。
松原慶太

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