てぃだ

スクリーンで観る高座・シネマ落語&ドキュメンタリー「映画 立川談志」のてぃだのレビュー・感想・評価

3.0
 「百聞は一見に如かず」ってことなのか、とにかく余計な説明を聞くよりも自分の目でホンモノを見て感じろってことらしく、家元の思想「落語は業の肯定」「イリュージョン」を軽く解説→「やかん」、家元と家族の関係とか生前のインタビュー少し→「芝浜」の流れになっていてドキュメンタリー映画ではないだろこれ状態(というか作り手ももともとドキュメンタリーとして作ってないのかも。シネマ落語ってやつ?)。被写体が好きかどうかは別にして、とにかく落語をカメラに収めるのは難しいなぁってのをひたすらに思った。基本的に動きが座布団の上だけだし演者の芸を壊しちゃいけないから撮る工夫がしにくいんだろうな。今村昌平監督をくすぐりに入れてたのが好きだった。合掌。
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