エイデン

SUSHI GIRLのエイデンのレビュー・感想・評価

SUSHI GIRL(2012年製作の映画)
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強盗の罪で服役していたフィッシュは長い刑期を終え、ようやく釈放されることになった
それを待ちわびていた犯罪チームのボスであるデュークは、その祝いにと特別な席を設ける
集められたのは、チームのメンバーであるクロウ、マックス、フランシス
そこにフィッシュも合流し、釈放祝いが始まる
彼らが囲むのは、美しい女性を皿に使った寿司の女体盛り
フィッシュは早くも異様な雰囲気を察知するが時は既に遅かった
実は集まっていたのは、6年5ヶ月17日前にフィッシュが捕まったダイヤモンド強盗事件を起こした当時のメンバーで、デュークの本来の狙いは、フィッシュの逮捕と共に消えてしまった大量のダイヤモンドの行方を明らかにすることだったのだ
あくまでシラを切るフィッシュに業を煮やした一行は、ついに彼を拘束すると拷問を始めるが・・・



女体盛りを囲んでヤバいヤツらがいがみ合うバイオレンス映画
ダサい邦題かと思いきや原題もまんまこれ

クールジャパンの最先端を行く女体盛りが出ると聞いて観たら、女体盛りよりもクセ強めのキャスト陣で笑ってしまった
トニー・トッドにノア・ハサウェイ、マーク・ハミルにマイケル・ビーン、ダニー・トレホといった渋めが集結
寿司握って意味深なこと言う役で千葉真一も出演
もう女体盛りどころの騒ぎじゃない

タランティーノ好きがひしひしと伝わるプロットを女体盛りと俳優陣で彩った一作
おふざけ無しのバイオレンスっぷりが好みを分けそうだけど、女体盛りが時々癒しをくれるので良しです

女体盛りは外側から食べて、陰部に乗ったフグを最後に度胸試しに食べるというヤクザの流儀は初めて知りました

粗めなところも多いけど、何だか許せるので割と好き
本編関係ないけどポスターとかのデザインがことごとくイカしてて、女体盛りを囲む俳優陣とかロックな最後の晩餐感があって最高
放映当時のグッズとか欲しくなった
エイデン

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