コワすぎシリーズ以外の白石監督作品。やっと観る事ができました。中々レンタル店に無い同監督作品。何で今までわざわざわレンタル店に向かっていたのか・・・。何てことはない。ネトフリに転がっておりましたｗ
TAK４４マグナム様、教えてくださってありがとうございました。
白石監督らしい、心霊番組ぽいフェイクドキュメンタリー風な今作。タレントが本人役でご出演されていました。そして本人意外の役でご出演されている役者さんもおり本当と架空が入り混じった作りとなっております。
本人役でご出演は、あびる優さん、岩佐真悠子さん、入来茉里さん。そして白石監督らしいといえば、「この人大根な役者さんだな～」とどこから寄せ集めてきたのか分からない俳優陣の多用でございます。今作も二人の霊能者はじめ他作では目も当てられぬ事必至で見事な？演技を披露くださった方々が白石ワールドの脇を固めてくれていました。
そんな中、本人以外の役で素晴らしい演技だったのが（これは嫌味ではなく本当に）お二人いらっしゃいました。アンクこと三浦涼介さん、そして劇場版で立花藤兵衛の孫麻由を演じた岡本夏美さんです。そうです。特撮好きならばお分かりだと思いますが、仮面ライダー作品にてご活躍された方達です。お二方とも今作重要な役で三浦さんは最強霊能者、岡本さんは霊に取りつかれてしまう少女の役です。因みにライダーシリーズで言えば本人役で今作ご出演されている入来さんもポワトリン役で劇場版にてご活躍されました。
岡本さん演じる美保と母が引っ越した自宅で起きる怪奇現象。タレント3人がディレクター、霊能者とともに美保の自宅に向かいます。すると早速心霊現象が・・・。時間を置き除霊を行う事になりますが、霊能者が「しばらく肉や魚は食べなさいで下さい」と伝えます。肉、魚は霊を呼び寄せてしまうそうです。こんな前置き、絶対誰か食べてくると思いますっ。そして食べてきますっｗ 岩佐さんが。 除霊中に気分が悪くなる岩佐さん「ごめんなさい。ハンバーガー食べました」・・・。笑わせないでくださいｗ
白石監督らしい得体のしれないウネウネした物体が今作でも大活躍しますが、三浦さん演じる霊能者がアンクばりに悪い態度で除霊していきます。三浦さんは手の演技にご縁があるのか、アンクは右手でしたが今回は彼の左手が大活躍です。
三浦さん演じるネオの除霊は独特なのですが、ネオの登場前に現れる二人の霊能者の除霊はよくある手法。人差し指と中指を立てて「セイっ！」の
掛け声と共に腕を上下し除霊します。
先週木曜のアメトーークは立ちトーークでしたが、そこで麒麟川島さんが霊能力が非常に強い芸人シークエンスはやともさんのお話をしておりました。はやともさんの連載としても知られる「ポップな心霊論」から抜粋された内容の様でした。はやともさんはご自身以上に霊能力の強いお父さんをお持ちであるとの事。ある日高級住宅地に3万円台の事故物件を見付けお父さんと見に行かれたそうです。部屋に入ると複数の霊が居たらしいですが、部屋自体は非常に気に入られお借りすることにしたそうです。でも大変なのはここからで、複数人いる霊を追い払う作業をしなければなりません。良く観る追い払う作業・・・、いわゆる除霊は今作2名の霊能者がやった様な指を立ててセイセイ言いながら腕を上下に振る行為が多いですが、はやともさんやお父さんはそんな事しないで霊に交渉をするんだそうです。「息子がここに住むので出ていってもらえませんか？お願いします。お願いします。」と頭を下げて。すると霊は「んも～っ」と顔しかめて出ていくんだそうです。
信じるか信じないかはあなた次第です。
