しょーもなさすぎるセガール×ストンコの監獄アクション。
同じく刑務所を舞台にした「奪還DAKKAN」の頃はまだ本国でもギリ劇場公開されてて予算も多少あったのかド派手なアクションが楽しめたけど、こちらはこぢんまりとした刑務所のセット内でこぢんまりとした肉弾戦と銃撃戦を堪能できる本格的なB級作品となっております。
とりあえずストーリーはスカスカ。
それはいつものことだから良しとして、戦闘のグダグダ加減が酷い。
例の如くセガールやストンコは元特殊部隊出身(何故か海兵隊だ!とか言い直してたけど)で、それぞれ戦術の天才、武器の扱いの天才的な設定。
でも全然それっぽいとこありません。
クライマックスで敵役のボス(マイケル・パレ)が「どこが戦術の天才なんだ?」と観客の代わりにツッコんでくれるくらい行き当たりばったり。
ストンコも敵をぶん殴って失神させておいて殺しも武器も奪わずに放置。
敵の「死亡確認する」と言って足でチョンと蹴って終わり。
挙句の果てに敵の女にノックアウトさせられておいて、「タイプだ」「俺の未来の妻を殺したのは誰だ!」とか宣う始末。
ヒロインはたぶんセガール好みなアジア人女性。
微妙です。
昔のセガールは銃を構えて歩くだけで様になってたのに、今や銃を抱えたお相撲さんにしか見えん。
マイケル・パレも大スターだったのに落ちぶれたね( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
でも意外と悪役上手かったよ!
アマプラでの配信がもう少しで終わっちゃうらしいので観たい方はお早めに!