ピンクマン

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのピンクマンのレビュー・感想・評価

4.0
ラストで科学者が「もしも世界が放射能で汚染されたとしても、その時には地下へと非難すれば良い。アメリカ各地にある地下炭鉱にはせいぜい20万人しか避難出来ないが、コンピューターで知能、身体能力、生殖能力、諸々の条件をインプットして選民すれば問題ないもちろん、官僚諸君は優先される。男一人に女10人を宛がえば20年後には人口なんてすぐ増える。問題ない。」とか恐ろしいこと平然と言い放ったかと思ったら「ハイッ!!!…ハイルッ!!!」とか叫んでナチスの敬礼ポーズをとろうとする右手を左手で必死に抑え始める。その姿が何やら面白くてドン引きしながら爆笑。

怖いけど、でもちょっと笑ってしまう。ブラックコメディとはどういうジャンルなのか教えてくれたブラックコメディの名作。
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