M

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったかのMのレビュー・感想・評価

3.0
実は私が大好きなバンドマンの曲名に「博士の異常な愛情」ってのがあるんですよ。だけど元がこの映画だってことは全く知らなくて、実は『ロリータ』よりも『時計じかけのオレンジ』よりも、監督の「スタンリーキューブリック」よりも先に題名だけは知ってた作品。
なんで私の好きなバンドの多くはキューブリック作品が好きなんですかね。

白黒の古い映画で、キューブリック作品の中ではこれが最後の白黒映画らしいですが、いざ観てみたら、やっぱり難しいと感じてしまった。なかなか一回では理解できないですね。アイロニー(又はシニカル、どっちもおんなじですが…)たっぷりの作品だということはわかった。

よく見る大統領や首相が集まった首脳会議のシーンは、ここから来てるんだと知りました。

私の頭がもう少し良ければよかったんだけど、嫌いではないけれど好んでもう一度観るかと聞かれたら「うーん…」と答えに渋ってしまうかなあ…。でももう少し理解を深めたい作品でもあるので、この★の数で。
M

M