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デッド寿司のYSKのレビュー・感想・評価

デッド寿司(2012年製作の映画)
3.6
津田寛治、キスシーンの多さで出演を決めた説

万が一海外に輸出する際には『アタック・オブ・ザ・キラー寿司』になるのでしょうか
製薬会社が秘密裏に研究をすすめていた「生と死」を弄ぶワクチンがしみ込んだ寿司は、意思をもち言葉を発し牙が生え宙を泳ぎまわり人を食らう、見るも恐ろしく聞くも恐ろしい寿司ゾンビとして蘇ったのだった!
だって、寿司は死んだ魚だし死者が仮初の生を得るならばそれはゾンビ、本邦初の寿司ゾンビだ!

怒られたらいいのに!(歓喜)

寿司に食われ亡くなった人はゾンビとして蘇り、さらに寿司は寿司同士交尾をすることでその数を増やすという非常に多面的な能力を得たデッド寿司たち
その狂暴凶悪さとは裏腹の愛くるしさには誰もが夢中になること間違いないと思います、特に純粋な海産物ではないたまご寿司ちゃんがいじめられるシーンには涙がちょちょぎれること請け合いですね

人間と寿司、互いの生存を賭けた最終決戦(笑)こそその造形があまり好みではありませんでしたがかなり満足いく仕上がりだったことは間違いありません

とにかくですね、『アタック・オブ・ザ・キラートマト』や『アタック・オブ・ザ・キラードーナツ』に血沸き肉躍るような私のフォロワーさんであれば見て損はしないと思います
ただこれだけは言っておきたいのですが、このような作品が好きな方々は間違いなくバカか変態、もしくはその両方です
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