このレビューはネタバレを含みます
香川県が舞台のヒューマン・ドラマ。全体的には面白いと思うんだけど…。
ミッキー・カーチス演じる芸術家のエピソードは余計だったと思う。はっきり言って、これで作品の「美しさ」が無くなった。自分を芸術に導いてくれた人、時計をくれた人は、自分がかつて好きだった人。これで終わればいいものを、なんで「不倫」なんかに繋げるかな?ノンフィクションなら仕方ないけど、そうでないんだから。
ラストも素直に喜んでいいのか微妙な気持ちになった。
そういう意味で、すごく残念な作品。ヒロインは可愛かっただけに、より一層そう感じる。