主演のパトリック・ユアールの
魅力だと思うんですよ。
2011年のカナダ映画。でもフランス語。
またね、フランス語がいいの。
仕事も恋愛もダメダメな男が、
かつてお金欲しさに精子提供したおかげで
生物学上、533人の父親になってしまい、
子供たちから情報開示の裁判を
起こされてしまう。
前代未聞のニュースに国民から、
変態呼ばわりをされる主人公は、
好奇心から、素性を隠して
子供たちに会いにいってしまう。
妊娠した彼女の家には
入れてもらえず、
父親の店で働いていても
遅刻ばかりで、
危ない商売に手を出して
借金まみれで、いろんな人間に
愛想を尽かされている
身勝手でテキトーな男が知る
初めての気持ち。
荒唐無稽な話なんだけど、
実際あった話をベースしているから、
驚きだよね。
スピルバーグ率いるドリームワークスが
すぐにリメイクしたんだけど、
オリジナルの監督が、そのまんま
リメイクも監督をしたっていうね。
それってオリジナル最高って
認めちゃってるよね笑
笑って、ホロリとなって、
優しい気持ちになれる一作です。
あまり難しいことを考えずに
観て欲しい、たまに観たくなる
大好きな作品です。
