このレビューはネタバレを含みます
小遣い稼ぎに精子提供をしまくった男が気づけば500人の子供の父親になっていたというコメディ。
明るくて感動的な雰囲気に乗せられ勢い余ってほっこりしてしまったけど、異母兄弟が500人ってよくよく考えればすごい話だ。
主人公のダヴィッド、基本的にルーズで不器用でダメ男なんだけど、とても魅力的なキャラクターだった。
演じてる役者の雰囲気もあってかすごくキュートだし憎めない。
でも、家族とは何か？親とは？兄弟とは？みたいな問いを投げかけているのは分かるんだけど、なんせ子供の数が多すぎてそれぞれの人物がごくごく薄くしか描かれないから、全体的にぼや〜〜っと焦点のさだまらない消化不良感が残る。
もっとコメディ色の強いぶっとんだ系に振り切ってもよかったんじゃないかな〜
