精子提供で544人の父親であることが発覚したダメ男の話。これは期待はしてたけどそれ以上に良かった。親子関係というよりは子供がいることの嬉しさ、支えてあげたいと思う親心、そしてこの世に生を受けたことの喜びを描いてる。もう終盤泣きっぱなし。ちょっといい話すぎる気もするけど大好き。
主人公が人生を制するつもりだった前半はアベンジャーズやグリーンランタン等のアメコミTシャツを着てるのに、子供たちのヒーローではなく守護天使になると言ってからは着てないのよね。平和を守りつつもアイデンティティに悩むヒーローから、自身の悩みを差っ引いて行動するという意志が表れてるのかも。
