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二郎は鮨の夢を見るのriesz77のネタバレレビュー・内容・結末

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

久々の映画。W杯のリーグ戦が終わったタイミングで鑑賞しました。

W杯でスウェーデンの活躍が素晴らしくて興奮したことをきっかけに、スウェーデンの友だちに連絡したら映画の話になり、おすすめしてもらった映画。3回も(!)観てるらしく気になって観てみた。

銀座にある『すきやばし次郎 本店』の店主・小野二郎氏に、アメリカ人のゲルブ監督が3ヶ月間、密着取材をして出来上がったドキュメンタリー映画。二郎氏は現在92歳で今もなお現役として銀座で鮨を握っている。長男・禎一氏も同じ店舗で働き、次男・隆士氏は六本木ヒルズにある『すきやばし次郎 六本木店』に別店舗を構える。ちなみにこちらはミシュランガイドで二つ星を獲得。二郎氏の経営する本店はもちろん三つ星だが、トイレを持たない三つ星レストランは世界でもここだけらしい。さらに最高齢店主としてギネス記録を保持。

ホリエモンがよく、寿司を学ぶのに10年下積みするのは時代遅れと言うが、YouTubeで寿司を学んでミシュランガイドに載ったお店も興味はあるけど、行ってみたいのはやはり『すきやばし次郎』。このドキュメンタリーを観たら、職人の凄さを目の当たりにすることができる。同じことを繰り返す地味な積み重ねの先に見出した寿司を食べてみたい。日本一の寿司屋なのに、まだまだ追究し続ける姿勢が素晴らしかった。

築地でのマグロの競りのシーンが印象に残ってる。彼らが何言ってるのか、何をしているのかもわからない。興味深いシーンでした。

やはり見所はお寿司。約30分で15〜20貫。代金は30,000円以上。それでも食べた人がみんな満足する寿司屋さん。二郎氏が握る間に行ってみたいが、予約が超困難だそうです。スウェーデンの友だちが日本に来たときに行ってみたいけど、難しそう。
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