Linla

二郎は鮨の夢を見るのLinlaのレビュー・感想・評価

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)
4.0
白メシも魚も好きで
パンや肉はあんまり、、、な自分にとって
まさに寿司というジャンルは
永遠のごちそうである。

正直いえば
ミシュランの星がどうとか
予約が取れない名店とか
そもそも
だから?って感じではある。

美味しいものは
そんな物差しや評判やら
大変な思いをして食べるから
美味しいわけではないはず。
予約が取れた優越感ありきで
ウマいとか素晴らしいとか
言ってる人もいるだろうけど。

どんな店だろうが
どんな看板を出してようが

プライドを持って
心を込めて
客の満足の為に仕事をする

ただそれだけの為に
1日を迎え、終える。
そんな職人中の職人であり
このご時世となっては、既に
偉人と言っていいかもしれない
そんな生き方を見せてくれた

そうあり続ける事を
永遠のように
息子や客に示し続ける姿。

ウマいとか素晴らしいとか
それは極めた者だからこその
結果であり作品といえる

90歳過ぎても
毎日を同じく少しのブレ無く
生きる事の難しさ。
それをやり遂げ続ける信念。

そんな方の人生の作品とは
どんな味わいなのだろうか。
Linla

Linla