悪人に平穏なしのSUIのネタバレレビュー・内容・結末

うーん、なんていうか、うーん…。
よくわからん。

冒頭酔っ払って3人を無意味に射殺したMr.サタン似の刑事サントスが、その時の生き残りを探して捜査しているのかと思いきや、なんか違う。
サントスが起こした殺人事件を女性判事のチャコンが追っているが、進展しているのかしていないのか判然としない。
サントスがずっと追いかけているのは、どうやらマドリードの同時爆破テロの実行犯らしく、どうやらそれを阻止すべく暗躍しているらしい。
そのテロ実行犯を見つけるきっかけとなったのが、冒頭の射殺事件の生き残りを証拠隠滅のために探している際に、偶然その計画を知ったことにあるらしい。
これはわからない。

とにかくサントスのキャラクターが冒頭で印象付けられた傍若無人で悪党なイメージしかなく、テロを阻止しようと動いてることも察し難く、その上内面をほとんど描かないもんだから、どう贔屓目に見ても魅力的には映らない。

実際のエピソード、サントスの行動とキャラクター像、物語の展開、全てがストーリーの真理を悪い意味で霞にかけている。