ダイキチ

ゼロ・ダーク・サーティのダイキチのレビュー・感想・評価

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)
4.0
K・ビグローの扱う作品は常に刺激的だ。連絡係から一気に標的の特定まで至る。これはどこまで真実に近づいているのか。結果の分かっている作品は難しい。後半の作戦は素晴らしかった。墜落経験のくだりから追体験しているようだった。アメリカの作戦は綿密なシミュレーションの上に成り立っているのだろう。それでもブラックホークが墜落しちゃうとか難易度の高さがうかがえる。ラスト、マヤのあの表情の意味とは。
リアリティの追求とフィクションは両立するのか。