フレスコの傘

コリドーのフレスコの傘のレビュー・感想・評価

コリドー(2010年製作の映画)
2.5
雪深い森の山荘に高校時代の親友5人が久しぶりに集まった。そんな彼らのもとに謎めいた光の道(コリドー)が現れるが…。

異常者のレッテルを貼られた人間が一転して正常者になるという立場逆転の発想は面白い。まわりはどんどん狂っていくのに自分だけはまとも。異常でも正常でも一人孤立している構図が悲しくて虚しい。

親友たち5人の腫れ物を触るかのようななんとも言えない微妙な雰囲気は良かったが、コリドーという存在が消化不良を起こしている気がしてならない。結局あれは何だったのか…?またこのコリドーが出てくるまでが長いので展開の遅さも気になる。そこまでの人間ドラマは本当によく出来ているのでもう少し違った切り口が出来なかったのだろうか…。

何にせよ真っ白な雪景色に映える血の赤とのコントラストは怖いくらいにきれいだった。