日本の司法制度の在り方を考えさせられる作品。
東海テレビドキュメンタリー特集より。
仲代達矢の熱演がすごい。
劇中で30年近い時が経るのを見事に演じきっている。
まーただドキュメント部分が半分ぐらいなので、もう少しドラマで押してほしかった気がする。
樹木希林が仲代達矢の母親役というのも分かりにくかった。
しかし、裁判官が再審請求を通すと辞めたり、逆に棄却したら栄転したりと、随分真っ黒な裏側が見え隠れする。
奥西さんはこの作品の後に亡くなってしまい、いよいよ真相は闇の中に葬り去られようとしていることに危機感を感じる。
さて、眠る村をそろそろ観に行くか。