きさん

エンド・オブ・ザ・ワールドのきさんのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

タイタニックの人間模様世界規模版。
スティーヴ・カレルがディカプリオに見えます。つまりイイ男に見えます。結局のところ一般人がカウントダウン式終末に直面したら、性的魅力より深い優しさと愛に共感するもんだという事を実感( ´_ゝ`)

習慣型のハウスキーパーや警察とか、暴動あれどギリギリまでまぁどうにか暮らせる感じが妙にリアルな終末ぶり。
終末の過ごし方で無秩序型にTJミラー使うのって最高なチョイス。

レコードの素晴らしさを語るキーラは愛らしいし、眠ったキーラを自家用飛行機にこっそり乗せるスティーヴも切なくてイイ。

序盤こそ軽快で笑えるけど、ドンドンしんみりして切なくなる(ノω・`)愛が深まれば深まるほど、睦まじさがしんみりを倍増させますッ(´;Д;`)

元カレは生き残れたのか、2人はあのまま死んだのか、地球は散り散りバラバラとなったのか。
ラストのキーラの画面が白んでいってそのあと補足はなし。

ある意味、世界がお試し終末強制体験中の2020年春。

死ぬ時はいちばん愛した人を目に焼き付けて死んでいきたい。
最後に感じるのが愛でありたい。

愛した人と会えないまま死ぬのはゴメンだから、stay homeだね。
きさん

きさん