昔、プレステ2のゲームで『蚊』ってのがありました。蚊の視点で人間の血を吸ったらポイントが入るやつ。マニアックな題材だなーと思いつつプレーしました。
蚊も大変なんですね、と思ったりして(笑)
で、この映画、蚊の能力を持ったダークヒーローが主人公。
ちょっと前に『マッキー』ってハエに生まれ変わった男の復讐映画がありましたが、ハエとか蚊とか映画界もニッチなところ突いてきますね。
ハエハエ蚊蚊蚊キンチョール。
さて、この映画観る前はハズレだろうな、と思って観始めましたが、どうしてどうして結構楽しめました。
ゴメン、モスキートマン。だってビジュアルもグロいし、そもそも蚊じゃねえし、ダメダメに思えたんだもの。
50年代とか60年代とかの怪奇スリラー物の雰囲気。
新しくはないんですけど、物語のツボは抑えてます。
職も失い妻も失って途方に暮れた男が、ふとしたことから知り合った男にモスキートマンに改造されてしまいます。
モスキートマンになった男が始めたのは自分の職を奪った男たちや自分を捨てた妻への復讐。
一方で、不可解な連続殺人事件を捜査する二人組の刑事。その手口は血を抜かれて死ぬという謎の殺され方。捜査を進めるうちに、モスキートマンの存在に辿り着くが。。。
ってお話。
多分低予算だし、有名俳優も出てないけど、なんというか熱みたいのを感じました。いいじゃない、その心意気!
ヒロインも相当グロいモスキートマンとしっかりやってました。えらい!
人間、見かけじゃないぞ(笑)!
モスキートマン、いつかアベンジャーズに入れればいいな(←無理(>_<))