シネマドリンク

風立ちぬのシネマドリンクのレビュー・感想・評価

風立ちぬ(2013年製作の映画)
3.7
🇯🇵1923年頃



美しい飛行機に魅了され、飛行機を作る仕事をにつき、持ち前の天才感を発揮してテストで飛行機を飛ばすがバラバラになる。休養で訪れた軽井沢で震災の時に出会った大人になったヒロインと再開する。

恋に落ちる2人、飛行機の夢、戦争の道具など葛藤と戦いながら激動の時を過ごす。

主人公は何を思うのか?

◉75E点。
★彡飛行機への情熱は実際の人物像を基にしている。
宮崎駿さん最後の作品として幕を下ろした。

🔵引っかかった点。
主人公が天才肌で淡々と出世する流れが親近感湧かなかったし、人としてよりやや機械的な感じの印象でした。
戦争、関東大震災を背景に、美しい飛行機を飛ばす事にほとんどの時間を費やした飛行機オタクの話を軸に、恋愛、空想をミックスした流れ!

葛藤や感情、思いやりが伝わらない主人公、理想御都合の良い女性が淡々と話が進み、遠目+客観で見ることになってしまう内容な気がした。

雨の映像や風景、物の動きなどの雰囲気は好きだけど。

とは言え、ジブリ作品では久しぶりに嫌いではない作品でした。