鍋レモン

風立ちぬの鍋レモンのレビュー・感想・評価

風立ちぬ(2013年製作の映画)
2.9
⚪概要
伝説の戦闘機『ゼロ戦』を設計した実在の人物である『堀越二郎』の半生と、主人公『私』と結核を煩うその妻の療養生活を描いた堀辰雄の同名小説『風立ちぬ』を組み合わせたストーリーのアニメーション映画。不景気、貧乏、病気、そして大震災と戦争の時代。そんな時代を生きた堀越二郎。イタリアの航空技術者『ジャン二・カプローニ』との時空を超えた友情。神話とまで化した戦闘機・零戦の誕生。そして妻・菜穂子との出会いと別れ。美しい飛行機を作りたいという純粋で呪われた夢を抱いて、力を尽くして生きた青年を描いた物語。

⚪感想
宮崎駿監督は自然な演技が欲しいからとプロの声優を使わないらしいけど庵野秀明さんの棒読みが酷すぎて内容が入ってこないのが残念。でも最後の方は癖になってる自分がいる。
瀧本美織さんや西島秀俊さん、志田未来さん、國村隼さんらは違和感なく、言われないと分からないぐらい世界観に溶け込んでいた。
登場人物の中で本庄さんがめちゃくちゃタイプだった。
ジブリは風景が綺麗なのと髪の毛だったり眼鏡度が強くて凹んで見える描写が細かくて好き。
飛行機に興味はなくても当時の生活状況だったり主人公の恋、登場人物一人一人の魅力で飽きない。
少し辛いのはジブリは基本本編で細かい裏設定的なのを触れないのが多いから、知っていると知らないでは面白さが半分以上違うこと。

シベリア食べたい。
鍋レモン

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