日本画のような美しさ。
繊細で儚くて
この作品は全てが優しい色あいでした。
人物はもちろん、月や雪原、自然の躍動感。
光輝く竹の中から小さなお姫様が。
ちっちゃな体を抱っこをすると、ぽやぽやの赤ちゃんに。
竹取の翁が大切に育て美しく成長したかぐや姫。
日本古来のかぐや姫をスタジオジブリの高畑勲監督が描いた作品。
理不尽でも生きて行く悲しさと強さ。
正義感あふれる姫には受け入れ難い、いくつもの出来事。
欲の恐ろしさと愚かさ。
お伽話だけれど人の本質を考えさせられる。
特徴的な印象に残るシーンがたくさんあります。
·よちよち歩きの愛くるしさ。
·お椀を作る場面のきめ細やかな動き。
·崖から落ちそうになってお尻を振るところ。
“麿眉も嫌”
“お歯黒も嫌”
ぱりん!と割って走り出る所は切なかった。
ラストシーンの素晴らしさはもう…
月をこんなに綺麗に描くなんて。
ファンタジー
悲しいけれど…
気高く美しい。
凛とした強さとせつなさ。
かぐや姫に恋をする
私の「綺麗な作品を教えてください」のお願いに、素敵なフィルマーさんが教えてくださった綺麗な作品です。
自分では見つけられませんでした。
感謝です🥰