ヤムチャン

かぐや姫の物語のヤムチャンのレビュー・感想・評価

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)
3.5
ささくれだった心を癒してくれる水彩調で和風テイストの絵とお伽話。どこからともなく誕生した竹の子が、笑い傷つき、月に帰すまでの夢現。
終盤に「生きてる手応えがあれば…(いいじゃない)」と生きることを問うてくる。
しかし、天女の羽衣を羽織った瞬間から生きとし生けるものの彩りから寸断される残酷な物語。