かぐや姫の物語のネタバレレビュー・内容・結末

「かぐや姫の物語」に投稿されたネタバレ・内容・結末

もし翁がかぐや姫を都に連れて行くことなく、捨丸と一緒に居続けられたら、かぐや姫は幸せだったのか、月に戻ることはなかったのか。
おそらく、翁をはじめとした誰かの選択が間違ってたという話ではなく、かぐや姫が翁と媼の元に授けられたところから、月に戻るところまで、何か逆らえない力が働いていたのだと感じる。

翁がどんなにかぐや姫にとっての幸せを捉え間違え押し付けても、最後まで翁を愛して応えられない自分を責めるかぐや姫や、月に戻っていくかぐや姫に泣きながら許しを請う翁、媼や捨丸を通して描かれる人の心の難しさ。

幼少期のような心からの幸せが再び現実に訪れる兆しがない中で、一度は「月に戻りたい」と叫んだものの、喜びだけでなく辛苦にも彩りを見出し月に戻りたくないと泣く、記憶が消えてしまうことを恐れるかぐや姫から考えさせられる「生きる」ということ。
月に戻らなきゃいけないと嘆く時、捨丸に「もう遅いのだ」と告げる時、本人すら気づいていない安堵も、あったのではないか。

余白を残すタッチも、それでいて自然をとてもとても美しく表現できるところも、大好きで、感動。
最高。動きもストーリーも本当に最高。
色々な見方ができると思う。フェミニズム、生と死、性、ネグレクト。人生は本当に巡る巡る。
まあ原作からこれらを想起させるような作品を作りあげた高畑勲が凄いのだが。
これに関しても、宇多丸の論評を聞いてほしい。後でも先でも構わないので。
個人的には展開があまりに可哀想で、息苦しく感じる部分がありました。
みんなかぐや姫が大好きなのに、かぐや姫のためを想っているのに、報われないし、逆にかぐや姫を苦しめている。
かぐや姫の物語は日本人ならきっと一度は聞いたことがあると思いますが、逸脱しすぎず、原作に忠実にしていて、ここまで表現を膨らませられるのは、監督の才能あってのことなのでしょう。
息苦しくて見返すのに力がいりますが、名作だと思います。
長かったし、翁がつらかったし、よくわからないときあったけど、
最後、高良健吾の存在に気づき、月の使いのタッチがタイプすぎたから満足。
鑑賞記録。

手書き映画の最高峰なのかなあ。
めちゃくちゃ手間暇かかってる感じ。
最後の空を飛ぶシーンとか凄かった。。

しかし、ピクサーなどのデジタル映画に慣れ親しんでるから、少し映像が物足りなく感じた。。
だいぶ侵されている。

かぐや姫というよく知る題材だけど、
改めて物語を見ると考えさせれた。

ただし、とりあえず帝がキモイ。
顎どうなっとんねん。
あとは、捨丸、簡単に妻子捨てすぎじゃない。。
あとは、ちょっと長すぎたかなあ。。。
絵が綺麗すぎる。曲も日本っぽさが出てて、しっくりくる感じがある。

衣を脱ぎ捨てながら満月の夜の道を走るシーンと桜の木の下で舞い踊るシーンは忘れられない。

映画館で観れて本当に良かった。
大人になって改めて見ると、何とも悲しい結末の物語。
姫の犯した罪が煩悩だらけの地球に憧れを抱くことで、その罰として地上に降ろされた。さらーっと描かれていたけれど、ここが物語の核だったのではないか。(竹から金や高価な着物が出てきたのも、月の人達が姫が月に戻ってくるように仕組んだことなのかも)
最後の父母と泣いて抱き合うシーンは、見てるこっちも涙が流れました。
久石譲の音楽、特に天人の音楽が良過ぎる
女童が歌うシーン
ラストの月に赤ん坊のシーンは必要なんだろうけどあまり好きくない
顎が気になりすぎたけど、かぐや姫へのじじばばの愛と、別れる悲しさがすごく表現されている!かぐや姫がじじばばのところへよちよち歩いていくシーンの回想シーンで涙止まらない。
高校生ぶりに見返して
なんで高畑勲が、女性として生きていくことの苦しさをこんなにも知っててくれたんだろうって、不思議で胸が熱くなる


公開してからもう5年も経って、その間に高畑監督も亡くなって、かぐや姫の物語が最後の作品で、もっと見たかったなって
女だからとか男だからとか全部無くなって人間ってだけで生きていきたい
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