fumika

世界にひとつのプレイブックのfumikaのレビュー・感想・評価

3.0
2012年、2013年と数々の賞を受賞している今作

パッケージでは何度か見かけていてもちろんタイトルも知っていたのですが、何故かあまり惹かれず今に至る
というわけで期待値はそこそこに観始めたのですが、やっぱり(私は)ハマらなかったです


物語は割に解りやすく、傷ついたパットとティファニーの2人がダンスや周囲の仲間、家族を通して過去の傷を克服していくラブストーリー


中盤に入っても中々恋模様は発展せず
あくまでパットは妻との関係修復の為にダンスに打ち込んでいたわけなので、画面上この2人の流れはどうなるの感がじれったくもありました

手紙にしたためていた訳だからコンテスト前にはパット自身、自分の気持ちに気付いていたの?ティファニーをもて遊んだ?
それとも確証が欲しかったのか
いまいち納得がいかなかったかなぁ


それとコンテストシーン
技術メインじゃないから構わないけど、点もつけられるかどうかのダンスじゃんと思って笑ってしまった笑
もともとラブコメディだからその要素もありといえばありだけど


厳しい採点になってしまったけれど、良い点ももちろん

まずキャストは中々良いと思う
突出した美男美女がいるわけでもなく、本当に平凡な(躁うつや未亡人設定を除けば)人々の日常を切り取った様な雰囲気の作品


父役のデニーロのちょっと不器用だけど伝えなきゃいけない事は面と向かって伝えてくれる、その良い親父の姿がグッときたなぁ


それと主人公の2人だけでなく、周りの人々の姿も細やかに映し出されていて、それ故2人の像が際立ってくるという演出の上手さも感じられた