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世界にひとつのプレイブックのtのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

同じような人との触れ合いが玉石混交のなかで学びを得て良くなっていくところやダンスに対してティファニーの要望だから仕方なくという斜に構えた姿勢をとりながら実は自分の為になるとわかっているところでパットの本質を感じた
一方のティファニーはパットと過ごすことで問題点(夫の死から手当たり次第セックスする)が落ち着く状況のなか改善されていく感じはなかったので、
ティファニーがパットを一目で気にいることはかなり共感できる/ニッキに超絶執着しているパットに愛を芽生えさせられたことは理解できなかった
愛って本人達にしかわからないし愛はロジックで測かりきれないからそれはそう←ほっこりするタイプのそれはそう

それでもってティファニーへの愛の芽生えにニッキは無関係(ニッキとの結婚生活や人間性が説明されない)でとてもよかった
過去を受け入れることと折り合いをつけることが意識的と無意識にできていく感じがリアルな点も良い

荒れている場面が多いから少し疲れたけど結末が気にいるものだったし見終えて考察していると 愛はロジカルに測かりきれない・本人達にしかわからない という慮りが一貫しているような気がして超気に入りました
精神疾患や愛についての解釈に違和感を感じることがなく、設定と流れがリアルだからこそ見終えてから気づくことが多い
気遣いが行き渡っている感触
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