うめ

野蛮なやつら SAVAGESのうめのレビュー・感想・評価

野蛮なやつら SAVAGES(2012年製作の映画)
3.6
インテリのベン
元軍人のチョン
親友の2人は健全な麻薬の売人。
共有する恋人オフィーリアこと"o"と楽しく暮らしていたのだけれど…
大手のシンジケートに目をつけられちゃったから、さあ大変。
女ボスのエレーナと殺し屋ラド。
汚職警官のデニスも巻き込んでいく。
勝つのは誰だ?


まず
主人公の2人!
金はもちろん。
知性と腕力。
異なった魅力を持つ上に、顔までカッコイイっていうのズルい。
そのうえ、恋人のOはブレイク・ライブリーなんですから…
もう嫌になってきます。
ただ
ブレイクはあまり役にははまってなかったかな?
彼女の持つゴージャスさには退廃的な匂いがしないんですよね。

むしろ
ベテラン陣の力。
エレーナのサルマ・ハエック。
ラドのベ二チオ・デル・トロ。
ヤバさの馴染み方がすごい。
その空気をまとったまま、普通に生活してる怖さがある。
こりゃ〜元の戦闘力が高過ぎるわ。

汚職警官のデニスを演じるトラヴォルタも笑いの中に潜む狡猾さ。
いやらしくていい!


派手なバイオレンスはあるものの
オリヴァー・ストーンにしては、割とパンチは弱め。
原作のドン・ウィンズロウは好きな作家さんなので、本が気になる。

とりあえず!
しどけないブレイク・ライブリーが見たい殿方。
危険なベニチオが見たい方。
オススメ致します^_^
うめ

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